【首こり】

リンパケアセラピスト ONKO

2019年02月02日 08:21


「なんだかずっとだるい」
そんな不調の原因は、もしかしたら首こりと関係があるかもしれません。


首こりといえば、首の筋肉がかたまったからと思われますよね?

でも実際は、首以外にも意外なところに関係している可能性があるようです。

《頭痛》
首こりの原因のひとつが身体のゆがみ。
身体はゆがみを正そうと、無意識にバランスをとろうとするために首と頭の境目に負担がかかり、頭痛が起きることがあります。

《胃腸の不調》
首こりのある人は姿勢が悪く、胃や腸が圧迫されがち。そのため胃が痛くなったり、胃の働きが低下してもたれたり、消化が悪くなったりすることがあります。

《胸の症状》
首こりのある人は姿勢が悪いため、胸が圧迫されて呼吸がしにくくなったり、酸素不足により動悸が起きたり、疲れが取れにくいことがあります。

《更年期のような症状》
首がこると、首を通る自律神経の働きが乱れて、更年期によく似た不調(ホットフラッシュ、イライラ、だるさ、疲れやすさなど)
がでる場合があります。


あなたは大丈夫?


《スマートフォンの使い過ぎ》
うつむいた姿勢になりがちで首の筋肉に負担がかかり、首がこります。また身体のゆがみにもつながります。

《長時間デスクワーク》
デスクワークを続けていると、巻き肩や猫背になったり、パソコン画面を見るために首を前に突き出したりと、姿勢が悪くなる人も。それが癖になると徐々に身体がゆがんでいきます。

《歯を食いしばる》
ストレスを感じると無意識のうちに歯をくいしばるため、あごの骨や関節に負担がかかって身体がゆがみます。

上記のような不調は、首こり以外が原因で起こる可能性もあります。不調が悪化したり、長引いたりする場合は医療機関を受診してくださいね。


首こりを予防するには、硬い筋肉を緩めるのがポイント

《セルフケア》

痛みやコリのある部分を優しく触れ、深呼吸を3回くり返すとコリが和らぎます。

《深呼吸》
① 鼻から3秒かけて息を吸う。
②口から6秒かけて息を吐き切る。
→息を吐くときに、凝り固まった筋肉が解放され緩みます。

《全身運動》
20〜30分のウォーキングなど、全身の筋肉をバランスよく使うことができる運動で筋肉の緊張が解放され、筋肉の働きが回復します。
→頑張りすぎない

《首温め》
温熱シートや蒸しタオルで首を温めると、血流がよくなり、こりの原因となる疲労物質を流してくれます。また、首が気持ちよく温まることで自律神経の緊張がほぐれ、働きが回復します。


身体がゆがむと、首の筋肉が硬くなり、動きが悪くなったりして「首こり」が起きやすくなります。

また、普段はあまり首こりを感じない人も、寒暖差や身体の冷えによって自律神経の働きが乱れたり、血行が悪くなったりすると首や肩がこることがあります。

ちょっと意識して凝り固まった筋肉を緩めるケアをしてみてください


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